犬が甘噛みをする理由 | しつけと意味・おもちゃで対策

子犬の時期に良くありがちな「甘噛み」ですが、放置しておくと成犬になってもやり続けることがあります。

子犬の頃は歯がそこまで鋭くないので痛くなく、可愛いと思えるかもしれませんが、成犬になると牙が尖ってくるのでその状態で甘噛みをしてきたらさすがに痛い…

そこで、今回は、甘噛みをする理由と、噛むことをやめさせる方法や対策をご紹介していきます。

犬が甘噛みをする理由

最初にご紹介したように、甘噛みには子犬時期の甘噛みと成犬時期の甘噛みがありますので、ここではそれぞれ甘噛みする理由をご紹介していきます。

子犬時期の甘噛み理由

子犬時期の甘噛みはどんな犬種でも必ず通る道です。

子犬時期の甘噛みをする最大の理由は歯の生え変わりですね。

これは人間の赤ちゃんでも同様で、子供がいるご家庭はわかるのではないでしょうか。

犬によって多少の個体差があるのですが、子犬は生後5か月を迎えた時期から歯の生え変わりが始まり、乳歯から永久歯への生え変わり時期は、新しく生えてくる歯のせいで歯茎に違和感を持ち始めることから甘噛みが始まると言われています。

子犬や人間の赤ちゃんは歯の生え変わりということを当然理解できないので、ムズムズする違和感をどうにかしたくて飼い主さんの手やおもちゃを噛んで解消しているのです。

成犬時期の甘噛み理由

成犬時期は既に歯の生え変わりは終わっているのですが、中には成犬になっても甘噛みをやめない子もいます。

これには細かくいうと2つの原因が考えられ、1つ目は子犬時期に甘噛みを始めた際にきちんとしつけをしていなかったこと。

2つ目はしつけはしていたけれど犬には伝わっておらず、甘噛みをすることにより飼い主さんが騒いで喜んでくれたと勘違いさせてしまったことによるものがあります。

甘噛みをするのは仕方ないのですが、子犬時期からしっかりしつけをしていないとこのように成犬になっても中々やめてくれなくなってしまうのです。

成犬になって甘噛みをやめない場合どうなる?

成犬になっても甘噛みをやめない場合は、問題行動となることもあります。

子犬時期はただの甘噛みでも成犬になると甘噛みから本気噛みをするようになることも…

ですので、しつけ教室などに行くと「生後6か月までに甘噛みをなくしてください」という指示があるでしょう。

甘噛みがずっと続くと犬は「遊ぶために人を噛んでも良い」と勘違いするようになり、本気で噛んでも悪いという気持ちが出てきません。

しかも、犬には加減というものがないので、本気で噛んできたら最悪ケガをしてしまいますよね。

家族だけなら良いのですが、知らない人が犬に近づいてきた瞬間に噛んでしまうということになってしまうと、ただのケガだけではすみませんし、大変な事態に発展してしまうこともあります。

本気噛みに行くまでに甘噛みをやめさせるようにし、それと同時に社会性も養っていくことが大切です。

噛まなくなる方法や対策は?

子犬時期に甘噛みが始まり可愛いからとしっかり叱ったりしつけなどをしなければ、上記でもご紹介したように成犬になっても噛み続ける子が出てきます。

そのためにも、子犬時期から噛まなくさせる方法や対策が必要になってくるので、ここではその方法・対策をご紹介していきます。

噛んでも良いものだけを噛んでいる時はほめてあげる

犬からすると

「このおもちゃで遊ぶと飼い主さんはほめてくれる!」

と覚えさせると、人間の手や足ではなくおもちゃやガムに夢中で遊ぶようになります。

しかし、この時、ただ単に放っておくだけでは意味がないので、投げたり引っ張ったりしながら、子犬が飽きないように工夫してあげることが大切です。

犬同士で遊ばせる

親犬や兄弟犬がいる場合は、一緒に過ごすことが多いので、みんなで遊びながら、ダメージを与えない噛み方や加減を学んでいけるのですが、1匹となると中々そんな機会もないでしょう。

そんな時は、犬の幼稚園やしつけ教室に通い犬同士で遊ばせてあげることも良い方法です。

通わせることにより甘噛みをしなくなってきますし、同時に社会性を学んでいけるようになります。

手や足を噛んできた時は不快感をしっかり示す

犬同士が遊ぶ時でも、お互い歯が当たることによって不快な思いをした瞬間に遊びが中断されるのと同じように、子犬が人の体に触れた瞬間に「痛い!」と反応し、「それはダメなこと」と意思表示をしっかりするようにしてください。

ポイントとしては歯が触れた瞬間ということです。

少しでも時間が経ってから言っても犬の場合はすぐに忘れてしまうので、何でそう言われているのかわからなくなってしまいます。

それでもしつこくじゃれて噛んでくる時は、立ち上がって子犬の前から姿を消しても構いません。

これを繰り返すことにより、人の身体には歯を当ててはいけないということを学んでいけるようになるでしょう。

間違っても甲高い声で「やめて~!」とか、手をヒラヒラと子犬の前で舞わせたりしないようにしないと、遊んでくれていると勘違いし、中々甘噛みをやめてくれなくなってしまいます。

噛む状況を作らない

もし、ご家庭に子供がいる場合、犬からすれば甘噛みであってもケガをしたり、恐怖を感じてしまうことは良くあります。

子犬時期は甘噛みをするのは絶対なので、噛む状況を作らないようにしなければいけません。

例を挙げるとすれば

  • 子犬が興奮している時は触らせない
  • 子供が寝てから、別の部屋で沢山遊んであげる
  • 子供を抱っこしている時だけ自由にさせてあげる
  • 親の目の届く範囲でサークルから出す

などです。

噛まれても叩いたり叱ったりしない

もし、甘噛みをしてきても不快感を示したり、背を背けるのはいいのですが、叩いたりマズルをつかんだりして叱るのはやめましょう。

犬には相手を威嚇し、噛むということで恐怖感を与える対象を遠ざけようとする本能があるので、どんな理由があっても体罰を与えるのは犬に恐怖心を与えるだけにしかならず、良好な信頼関係を築くことが難しくなり余計に問題行動をエスカレートさせてしまう可能性が高くなります。

子犬が甘噛みをする理由:まとめ

今回は子犬が甘噛みをする理由についてご紹介してきました。

子犬時期の甘噛みは絶対なのですが、それが成犬になっても継続しているということは問題行動になってしまいます。

知らない相手にケガをさせたりと大変なことになってしまう前に甘噛みをやめさせるのはとても大切なこと。

そのためにも子犬時期からしっかりしつけを行うことが重要です。

自宅で飼っている愛犬が中々甘噛みをやめてくれないと悩んでいる方は今回ご紹介した方法や対策を是非試してみてください。

既に成犬になってしまっている場合は、一度しつけ教室などに相談することもおすすめです。

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