犬と猫。あなたはどちらが好きですか?
おそらく、「どちらも好き!!」という方は少なくないと思います。
「願わくば、どちらも飼いたい・・・」という方もいるかもしれませんが、実際に「犬か猫か。どちらを飼おうか迷っている。」
と言う方に、今回は、それぞれの良さなどについて解説していきます!
目次
犬と猫飼うならどっちがいい | 一人暮らしや散歩 | 経済的理由
猫と違って犬は、「常に運動だいすき」な生き物です。
猫にも、お世話してくれるひとは当然必要なのですが、犬はお世話に対する、時間や費用が特にかかります。
まずは、犬を飼うための最低限のことをまとめてみました。
毎日、お世話する時間を確保できるか
犬は、猫とは違い、自分で外に出て、お散歩をする。ということができません。
朝晩の、ごはん。水変え、ブラッシングやトイレシーツの交換。
ワンちゃんが生きていくうえでもっとも重要なのが、「運動とごはん」
トイレはしつけておけば、なんとかなるかも知れませんが、この2つは譲れません。
運動不足からくる、足腰の病気や肥満など、毎日、お散歩させる。一緒に遊んであげることが必須になります。
経済的余裕があるのか

- 費用
- ワクチン
- えさ
- おやつ
- リード
- 首輪
- 消耗品
毎月、せめて2ヶ月に1回くらいはえさ代がかかったりと、費用がかかります。
これに関しては、猫ちゃんも一緒かもしれませんが、病気になった、怪我になったときの医療費など、ペット用の保険をかけていても、人間と違って予想以上にかかってしまうことがあります。
飼うまえに、万が一に備えて、毎月かかる費用をシミュレーションしてみましょう。
自分のプライベートの時間を「犠牲」にできるか

犬は、大人になっても、自分のお世話を自分ではできません。
飼い主さんが長期の旅行に行く、短期間でも家を明けるということはあまりにも犬にとって残酷なことです。
自分の時間を削ってまでも、その子にあてがう事はできるのか。
よく考えてから飼いましょう。
「猫」の特徴
犬とは対照的に、猫は独自のセンサーを持ち合わせていて、自分で自由きままに行動します。
ですが、それと同時に注意しないといけないこともたくさんありますので、参考にしてみてください。
家具や壁への配慮
猫は「つめとぎ」が日課で、猫にとって大切な習慣です。
猫を飼う前に注意すべき点は、カーテンや家具も傷つけられる可能性があるということ。
嫌味や、家が気に入らなくてやっているのではなく、猫の本能なので、できたら爪とぎの場所を確保して、思う存分してもらいましょう。
怒る内容ではないので、人間も猫にも優しい家作りが必要ですね。
なので、「犬は飼えるけど猫はだめ」という賃貸も多いので、物件選びにも注意が必要です。
グッズ選びには要注意
猫には「トイレの砂」など、特有の犬とは違うグッズ選びが重要になってきます。
良かれと思ってやって選んでいたことが、猫にとっては安全ではなかったりと、逆効果になる可能性もあります。
トイレの猫砂は、万が一体内に入っても大丈夫なように、固まる原材料のポリマーなどを使わない素材でできたものを選ぶなどの配慮が必要になります。
また、猫の食べ方の習慣上、ご飯を下で押しながら舐めて食べたり、お水を飲んだりします。
なので、真四角のお皿や、タッパーのようなお皿だと、食器の端にご飯が押されてしまい、ご飯が残る可能性があります。
また、それを食べようとするのでご飯が、外にこぼれてしまったりするので、なるべく「猫専用」の食器を選んでください。
外のお散歩には要注意
飼い猫でも、自由に外と室内を行き来している猫ちゃんをたまに見かけます。
猫の本能的に、外でたくさんの刺激を感じ、散歩することが大好きなので、ちょっとの隙間から外に出てしまう可能性があることをご存知ですか?
猫は、とても体が柔らかく、ちいさな隙間でさえも通り抜けてしまいます。
飼い主さんが知らない間に、外に出てしまって行方不明になってしまったり、交通事故に逢ってしまったりと、なるべくお外に猫ちゃんは出さないほうが良いでしょう。
また、感染症などの菌を持ち込んでしまう可能性もあったり。去勢してない猫ちゃんだと、妊娠してしまったりと、「猫でもあけられない」ような戸締りを心がけてください。
結局、犬と猫どっちが飼いやすいの?
ここまで、犬と猫の違いや特徴をたくさん話してきましたが、結局のところ、「どちらが飼いやすい」のかは人それぞれの環境や生活リズムによるかもしれません。
個人的にはここまでまとめた結果でお話しすると・・・
犬向けの人

- プライベートに時間がある
- 経済的に余裕がある
- 毎日お散歩に連れて行ける
- 仕事の時間も調節が効く
- しつけができる
- 賃貸や団地住まいなので部屋の中を傷つけられない
猫向けの人

- 一軒家か賃貸ではない
- 猫から目を離すことなく管理できる
- 獲物を持ってきてしまうなどの本能に理解がある
- 心がおおらかな人
- しつけができない人
- べったりとくっつかない人
まとめ
たくさんの特徴をまとめてみましたが、上記にも書いたとおり、共通して言えることは「責任を持てる人だけ動物を飼う」と言うこと。
犬猫にも、気持ちがあり感情もあります。
性格も個々にバラバラなので、自分の責任感と相談をして飼いましょうね。