大切な家族の一員でもある愛犬が1日でも長生きして欲しいと願う飼い主さんは多いですよね。
そして長生きさせる秘訣の一つに 『食事』 が上げられます。
今回はその 『食事』 について体験談を踏まえ書いてみました。
目次
犬の手作りご飯 | かんたんレシピ | 長生き
我が家の愛犬ダックスくんは現在13歳。 シニア犬ですが、毎日ご飯はガツガツ食べてくれていているので、ママとしては嬉しい限 りでした。
そんなダックスくんですが、6歳過ぎたあたりから“夏バテ”?らしく夏場はご飯を食べて くれない時期が続きました。
ドライフードと、ウェットフードを混ぜて食べさせていた時です。
「ご飯食べたくない」と少し食べてから突然ぷいっとそっぽ向いてしまったんです。
それからは、ササミをボイルしたのを混ぜてだしたり、大好きなブロッコリーを混ぜてみ たり・・・と工夫しましたが、追加したササミやブロッコリーだけを上手に食べて、いま までのご飯は残すのです。
そんな感じがその夏は毎日続きました。
でも秋口ぐらいからはまた食べるようになり家族 と「夏バテだったのかな?」と言いながら済ませてしまいました。
そしてそれは翌年も、次の歳も続き・・・
もちろんその間に、年1回の健康診断や、血液検査もあり問題なしの結果。
ずっと診ていただいている獣医の先生にも相談しましたが、異常が見当たらないので、経過観察で過ごしていました。
しかし10歳目前にいつもと違った行動が目に付くようになり、再度診察を受けたら・・・ なんと脾臓が肥大していて周りの臓器を圧迫しているとの診断。
生検ができないため、脾臓全摘の手術を受けることになりました。
その際、去勢手術と歯石取りも合わせて行い、結構大変でした。
ママとしては「なんてかわいそうなことをしたんだ」と猛烈に反省、手作りご飯の本を買 い研究しました。
そしてまず手作りのメリットとデメリットを調べました。
犬用手作りご飯のメリットとデメリット
メリット
- 水分を食材で摂取できるので、水分量が少ない子にはGood!
- 食材によって生で食べさせられるので、酵素を摂取しやすい
- 年齢や、身体の気をつけたいところを考慮できる
- 保存料は使わない
- 愛情をかける喜びを感じられる
デメリット
- 保存がきかない
- 栄養バランスへの注意がむずかしい
いろいろ読んでいて、頭でっかちになるより、作ってみないとわからないので、作ってみ よう!と奮起。
犬用手作りご飯のレシピ
- ササミ(専用の袋でレンジでチンし、肉汁も薄めて使います)
- カボチャ(茹で)
- スーパースプラウト(生みじん切り)
- キャベツ(生みじん切り)
- 大根(みじん切りにしてレンジでチン)
- サツマイモ(焼き芋が多いかな?)
- カブ(茹で)
- 豚ハツ(焼き)
- ラム(焼き)
- レバー(焼き)
- にんじん(生みじん切り)
- きゅうり(生みじん切り)
- トマト(生みじん切り)
- 納豆(ひきわり小さいスプーン1杯を朝か夜)
- 白身魚(お刺身)(焼き魚)
などをランダムに数種類使用します。
ドライフードを小さじ1杯ぐらいと上に書かれているものをしっかり混ぜて出しています。
ササミは高たんぱくで低カロリー、筋力に良いとされています。
豚ハツはビタミンA,B群,C,E,Kその他にも良い栄養素が多く含まれています。
免疫力UP!、目の健康維持、骨や歯の健康維持、老化防止に効果が見られます。
ラムも同じく健康効果が高くて低カロリーですから肥満タイプにはピッタリです。
野菜は季節に合わせて組み合わせですが、一番多い組み合わせは ササミ、かぼちゃ、大根、キャベツ、スーパースプラウト、納豆。
ダックス君の大好き組み合わせは ササミor豚ハツ、かぼちゃ、大根、キャベツ、スーパースプラウト、納豆、焼き芋見ていると“焼き芋”が特に好きですね。
買い物して帰って来た時に、焼き芋持っているとすぐわかるので、大興奮!です。
私のお帰りTimeはなくなり「おいも」「おいも」とタップダンスみたいにキッチンでシャ カシャカ足をならしています(笑)
ご飯を待ち遠しく待っている姿はキュンキュン♪しますね。
手作りのメリットはやりがい
そして・・・お誕生日と、バレンタイン(男の子なので)、クリスマス、お正月だけスペ シャルメニューにしており、この時だけ牛肉の薄切りを使います。
野菜の種類も少し増や して特別感を出したりもしています(笑) スペシャルメニューの日は、いつも以上にガツガツ食べた上に「おかわり」と言わんばか りの表情で私を見てきます。
可愛いですよね♪♪♪より愛おしくなります。
やはり、人間もそうですが、食事はとっても重要! 栄養素や効果は、使ってみたいと思った食材から調べたりすると入りやすいかと思います。
さらに季節によって食材の変化をつけたりしてみるとバリエーションが増えてわんちゃん も大喜びです。
シニアで消化がしにくくなってきたら、お鍋で全部一緒に煮てしまうと柔らかくなり、消化に優しいご飯が作れますし、水分もしっかり取れます。
ご自身でもアレンジしつつ、ぜひ作ってみてください!